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探偵小説「無惨」 (小説館版) 目次
黒岩涙香 作 トシ 口語訳
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明治22年(1889年)小説館発行の文学叢に発表された黒岩涙香 作の日本で初めての探偵小説(http://iwawi.a.la9.jp/dozou/kansou2/kuroruik.htm) を参照しました。
原文が難しい漢字や漢字の当て字を多く使っていること以外は、殆んど現代文に近い文章なので、漢字の当て字は当て字で無い漢字に直し、難しい漢字はなるべく使わず、現代文に直しました。
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原著は上篇(疑団)、中篇(忖度)、下篇(氷解)の三部作に成っているが、各篇は細かい章立てにはなっていないので、便宜上、20回の読みやすい長さに細分して、掲載します。
探偵小説「無惨」(小説館版)
- 第0一「凡例」
- 第一「上篇(疑団)ー1 痛ましい殺人」
- 第二「上篇(疑団)ー2 探偵 谷間田」
- 第三「上篇(疑団)ー3 探偵助手 大鞆」
- 第四「上篇(疑団)ー4 賭場での犯行」
- 第五「上篇(疑団)ー5 遺留品」
- 第六「上篇(疑団)ー6 髪の毛の主」
- 第七「上篇(疑団)ー7 長官の諭し」
- 第八「 上篇(疑団)ー8 谷間田の報告」
- 第九「上篇(疑団)ー9 自信満々の大鞆」
- 第十「中篇(忖度)ー1 大鞆の捜査報告」
- 第十一「中篇(忖度)ー2 大鞆の分析」
- 第十二「中篇(忖度)ー3 髪の毛の実験」
- 第十三「中篇(忖度)ー4 犯人は支那人」
- 第十四「中篇(忖度)ー5 犯人は白髪」
- 第十五「中篇(忖度)ー6 怨みの為の犯行」
- 第十六「中篇(忖度)ー7 ミステリの存在」
- 第十七「 中篇(忖度)ー8 白髪頭は陳施寧」
- 第十八「下篇(氷解)ー1 お紺の証言」
- 第十九「下篇(氷解)ー2 母親の誘い」
- 第二十「下篇(氷解)ー3 隠れていた陳施寧」
完
注;疑団・・・疑いのかたまり。心にしこりとなって解けない疑い。
注;忖度・・・推測、推量、他人の心を推しはかること。
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