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決闘の果(はて)  (三友社 発行より)(転載禁止)

ボア・ゴベイ 作  黒岩涙香  翻訳  トシ 口語訳

since 2019.1.12

ボア・ゴベイの翻訳小説

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明治34年(1889年)新聞「東西新聞」に9月25日から11月26日まで連載された、ボア・ゴベイの「決闘の果(はて)」の訳です。

原文が難しい漢字や漢字の当て字を多く使っていること、旧仮名表記なので、現在の漢字や仮名表記に直しました。

現在ほとんど使われて居ない漢字も所によっては残しました。

こんな漢字も有るのかと思わせるほど沢山の漢字が使われて居ますが、大部分は仮名や当用漢字に直しました。

難しい漢字の熟語は読みずらいかも知れませんが、文中に()と《》で読みと意味を記しました。

「決闘の果」のあらすじ

 決闘場に向かう三人。そもそもの発端は若い紳士桑柳守義が若い紳士本多満麿を歌牌(カルタ)場で殴った事から始まった決闘だ。
 決闘場に着いた桑柳は介添人大谷長寿に、もし自分が決闘で負けて死んだら、許嫁(いいなずけ)の森山嬢に直接会って、決闘の結果を知らせて欲しいと告げる。大谷は決闘に森山嬢が絡んで居ると直感した。

登場人物は例によって日本名になっています。

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15「決闘の果」(一)~(四十)はここから目次へ


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